UBSグループ 今年金相場が10%上昇すると予想
ロンドン時間1月22日午後1時、金相場は0.26%下落し2024ドル(約29万9千円)となった。UBSグループのストラテジスト(経済動向などを分析し、投資に関する戦略や方針を立案する専門家)は、年明けの金価格の下落にもかかわらず、連邦準備制度理事会(FRB)が、金価格が上昇する可能性があると述べている。
米国の金融・経済・ビジネスチャンネルであるメディアCNBCによると、UBSは19日に、2023年に貴金属価格が15%上昇するというトレンドから見れば、最近の値動きは「取るに足らない」ものだとし、市場はFRBの金融政策の力を過小評価すべきではないと付け加えた。
同局はFRBが5月から金利を100ベーシスポイント引き下げると予想しており、これがドルと実質金利に圧力をかけ、金の新たな需要を誘発すると指摘した。
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