中国核工業集団の幹部二人逮捕 ロケット軍粛清拡大
中国共産党(中共)の原子力産業をリードする中国核工業集団公司(CNNC)の主要メンバーの逮捕が続いている。同グループはロケット軍工程大学と提携関係にあり、同大学は幹部将校養成の主要拠点だ。
中共中央規律検査委員会・国家監察委員会のウェブサイトは1月17日、中核陝西鈾濃縮有限公司の前会長・鍾宏亮氏が、CNNCの規律検査監察チームと河南省南陽市監督委員会によって審査・調査されていると発表した。
2023年12月27日、中核集団環境保護有限公司の前会長・呉秀江氏は、中核集団規律検査監察チームと陝西省榆林市の監督委員会により、審査・調査を受けた。
関連記事
中共第20期中央委員会第5回全体会議が10月に開催される。張又俠、馬興瑞らを含む中央委員や中央委員候補について、最大40人規模の党籍剥奪や処分が行われる可能性が指摘されている
中国共産党が出入境管理の新規定を前倒し試行。東南アジア行きの渡航とテック・金融人材、富裕層を重点審査し、電子データ提出や出国禁止も可能に。海外資産課税強化への警戒が富裕層に広がるなか、日本のビジネス渡航者にも影響が及ぶ恐れがある
中共軍の「八一」建軍記念レセプションで、中央軍事委員会委員の出席は確認できず、事実上の格下げとの指摘が出ている。専門家は、習近平による軍内粛清と人事の機能不全が背景にあると分析
張又俠と劉振立の調査後、中共軍の重要ポストは後任不在のまま。習近平は指揮体制の再建より、規律検査による軍統制を優先しているとの見方も
中共第21回党大会を前に、高官の摘発が加速している。2026年上半期に処分された省・閣僚級以上の幹部は74人に上り、前年同期の2倍を超えた。専門家は、相次ぐ処分によって官僚の間に不満や動揺が広がっているという