宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日、無人探査機「スリム(SLIM)」が月面に着陸したと発表した。日本では初、世界では5カ国目となる。会見した国中均理事は、着陸目標地点に100メートル以内に降りるという最大のミッションについても「個人的な感触としては、ほぼできたと考えている」と語った。写真はスリムの模型。1月19日、東京で撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

日本の探査機、月面に着陸 通信確立も太陽電池作動せず

[東京 20日 ロイター] – 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日、無人探査機「スリム(SLIM)」が月面に着陸したと発表した。日本では初、世界では5カ国目となる。会見した国中均理事は、着陸目標地点に100メートル以内に降りるという最大のミッションについても「個人的な感触としては、ほぼできたと考えている」と語った。

同日午前0時20分にモニター画面上では月面に到達していたが、着陸の成否を2時間ほど確認していた。通信は正常に確立できており、地球にデータを送り届けているものの、太陽電池が電力を発生できていない状況だという。

国中理事は「ソフトランディングには成功したものと考えている」と述べた。太陽電池が発電していないことから、バッテリーが作動する数時間で可能な限り探査データを収集するとした。太陽の当たる角度が変われば、太陽電池は再び作動する可能性があるという。

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