画像は、2022年4月29日に崩落した湖南省長沙市の違法改造ビル(画像の中央部分)。(CNS/AFP via Getty Images)

54人死亡のビル崩落事故 違法改造と当局の不作為が招いた悲劇=中国 湖南

2022年4月、湖南省長沙市で54人が死亡するビルの倒壊・崩落事故が起きた。

この事故について、事故の発生前に、複数の関連部門が前後6回にわたって調査し、違法改造建築の実態があることを把握していたが、部門間の責任転嫁や責任追及を避けるためのデータ偽造を行っていたことがわかった。

今月8日、中国国家テレビ局「CCTV」は毎年恒例の「反腐敗特集」を放映した。そのなかで、この事故の背後にある政府部門も関係したデータ偽造の問題を暴いている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の手抜き工事は有名だが、ここまでとは。住宅の壁や手すりを指で押すと崩れ、中から白い発泡材が現れる動画が拡散。安全は本当に守られているのか。
中国の空で、また異様な光景が現れた。四つの太陽、赤い空、竜の影。人々はなぜ、そこに「時代の終わり」を重ねてしまうのか。
米軍がベネズエラのマドゥロ大統領を電撃拘束したとの報を受け、中国共産党が「斬首作戦」への極度の恐怖に陥っている。地図から中南海が消え、地下施設が稼働。動揺する北京の現状と米国の抑止力を詳述
米軍によるマドゥロ氏拘束は、中国の外交・経済的影響力の限界を露呈させた。巨額融資や軍備提供による北京の西半球戦略は、トランプ版モンロー主義を掲げる米国の実力行使により、崩壊の危機に瀕している
中国を代表する博物館・南京博物院で、名画流出疑惑に続き、香炉の変色や金製彫像の異変が話題に。本当に文化財は守られているのか、不信が広がっている