経済が低迷するなか、勤務時間が自由で、就業までのハードルが比較的低い「ネット配車サービスの運転手」は、多くの失業者にとって飛びつきやすい選択肢の一つとなった。画像は、ディディ(滴滴)のタクシー、浙江省杭州市、2022年7月21日撮影。(STR/AFP via Getty Images)

ネット配車市場に殺到する「失業者の大軍」 供給過多で収入は激減=中国

疫病の蔓延に加えて、経済の低迷を主因とする失業率の急激な上昇など、中国の民衆にふりかかる苦難はとどまるところを知らない。

そのような中、勤務時間が自由で、運転免許があれば就業までのハードルが比較的低い「ネット配車サービスの運転手」は、多くの失業者にとって飛びつきやすい選択肢の一つとなった。

しかし今は、経済の低迷によって、多くの人が消費控えにまわっている。ネットからの要請によって配車サービスをするネット配車市場も、利用者の減少および供給過多のため、運転手が得られる収入は、以前に比べると激減している現状がある。

▶ 続きを読む
関連記事
歌って踊るだけのはずが、客とのデートまで仕事に? 中国で人気のライブ配信。その裏では、女性たちに太客への営業や接待まで求める会社があるという。「まるで接待業」女性配信者たちが明かした実態とは
隣の席の学生が、実は「密告者」かもしれない。中国の大学では、学生も教師も監視対象。誰が当局に情報を流しているのかわからない。台湾・香港の留学生が明かした、自由にものを言えない大学の実態
中国で起きた悲劇。わずか約100円の「ガス代が半分になる」という節約グッズを使った一家を悲劇が襲った。しかも類似品は今もネットで販売されている
中共国家統計局は、中国の2026年1~9月のGDPは前年同期比4.6%増と公表した。輸出が成長を支える一方、消費や投資、不動産市場は低迷。アナリストからは、中国経済の不均衡が深まっているとの指摘が出ている
バイクを止める職員、その手にはまさかの電動ノコギリ!?中国の高速料金所で、刃のついた工具をライダーに突きつける騒動。「慌てて置く暇がなかった」という釈明にも批判が噴出