中国人民解放軍、優秀な卒業生の兵役回避で人材流出に苦慮
中国人民解放軍が技術的に高度なシステムを運用・保守する有能な人材を確保・維持できない状況は、中国共産党の軍事近代化の推進を妨げ、この地域を支配するという野望を阻害する可能性がある、とアナリストたちは主張している。 優秀な新卒者は兵役を敬遠し、より有利で制約の少ない民間企業への就職を希望しており、中国人民解放軍の採用難に対処するための改革は苦しい戦いに直面しているようだ。
ランド研究所の上級国際防衛研究員、ティモシー・ヒース博士はFORUMの取材に対し、「中国人民解放軍は、自他ともに認めるように、兵器や装備を使いこなす教養と技能を備えた人材の確保と維持に苦慮し続けている」とし、 さらに「熟練した人材の不足は、中国人民解放軍が他の地域大国とともに高度な訓練を実施する能力に水を差す可能性があり、その影響力と威信を損なうことになりかねない」と述べた。
中国人民解放軍は、200万人の軍人の大部分を有志に頼っている。 その内訳は、将校と文民が約45万人、下司官(NCO)が85万人、志願兵が70万人となっている。
関連記事
防衛研究所の報告書に基づき、ウクライナ侵攻の裏で進行する中露のドローン生産ネットワークの深層を解説。中国による部品供給や制裁回避の複雑な仕組み、そしてそれがもたらす深刻な安全保障上の脅威に迫る
中国の元武装警察の証言で明らかになった軍の実態。日常的な暴力、逃亡兵の投獄、訴えの手段なき閉鎖空間、それは「軍」ではなく監獄だったと語る。
米メディアは最近、中国共産党(中共)が南シナ海・西沙諸島の礁で埋め立てを進め、短期間で大規模な人工島を造成していると報じた。
米イラン交渉が決裂する中、袁紅氷氏がイラン革命防衛隊と中共の密接な関係を暴露。中共が政府を迂回して資金や武器を直接支援し、海上封鎖を強める米国に対抗する「悪の枢軸」の構図と、交渉の裏側を詳報する
米メディアの報道によると、中共の「国家スーパーコンピュータ(スパコン)」がハッカー攻撃を受けた疑いがあり、国防や先端研究に関する大量の機密情報が流出したという