2024年はさらなる激動の年になる( metamorworks / PIXTA)

【寄稿】激動の2024年、世界はどうなる? 絶えぬ戦火、世界各地で燻る紛争の火種

2022年2月にロシア軍がウクライナに侵攻して、ウクライナ戦争が始まったのは周知のことだ。現状、戦線は膠着状態となっているのは誰の目にも明らかなのに、ウクライナのゼレンスキー大統領はそれを認めようとしない。

なぜ認めようとしないかと言えば、膠着状態であることを認めれば、領土の奪還が困難だと認めざるを得なくなり、「領土の奪還が困難である以上、多大な犠牲を払って戦闘を継続することは無駄だから停戦したらどうか」という声が内外に高まるのを恐れているためである。

もし、ここで停戦すれば現在の戦線が停戦ラインとなり、ロシアはウクライナの6分の1の領土を事実上獲得する。つまりロシアの勝利、ウクライナの敗北である。

▶ 続きを読む
関連記事
中国が進める「軍民融合」の実態を解説。商船をミサイル艦へ転換する「中大79」や、戦車を輸送する大型フェリー、さらに「海上民兵」という民間を装う準軍事組織の脅威など、偽装される海上戦略の深層に迫る
世界保健機関(WHO)のパンデミック対策の目玉として鳴り物入りで進められてきた「パンデミック協定」の最終合意が、またも合意不達のまま延期となった。この事は何を意味するのか
日本の象徴である富士山の山頂で、中国人観光客が突然、中国国旗を振りかざした。これに対してアメリカ海兵隊員と推測される人物が日本国旗を振り返した事がXで議論を読んでいる。この出来事から現代中国人の言動に大きな影響を与えている中国共産党文化の毒素が現れている
IMFが中国経済の危機を分析。共産主義の統制が壁となり、国民の消費が進まない歪んだ構造を指摘しています。なぜハイテク投資ばかりで生活が楽にならないのか? 中国が抱える「イデオロギーと経済」の矛盾を解説
ホルムズ海峡の混乱により、世界の注目は紅海の入り口「バブ・エル・マンデブ海峡」へ。ジブチで隣接する米中両軍の基地を比較し、輸送ルートの支配権を巡る現状を解説。米国の圧倒的優位と中国の弱点を解き明かす