英国国内での送電・配電事業を展開するナショナル・グリッド社は国家安全上の考慮で、中国企業が供給するコンポーネントを撤去し始めた。(大紀元)

英、中国の電力コンポーネント撤去開始  国家安全上の懸念

英国内での送電・配電事業を展開するナショナル・グリッド社は国家安全上の理由で、中国企業が供給するコンポーネントを撤去し始めた。同時に、中国で少なくとも8省の政府機関と国有企業は職員に対し、業務でiPhoneや外国ブランドのスマホを使用することを禁止した。これらの事は中共(中国共産党)と西側諸国との溝が広がっていることを浮き彫りにしている。

英紙フィナンシャル・タイムズは12月17日に、2人の情報筋の話を引用し、英国と米国で事業を展開するエネルギー企業ナショナル・グリッド社が安全上の懸念から、国電南瑞科技から供給された設備コンポーネントの撤去を開始したと報じた。

国電南瑞科技の英国支社NR Electric UKの従業員は、同社がナショナル・グリッド社によって排除されたことを確認した。しかし、ナショナル・グリッド社は契約を終了させる理由を明かしていないという。

▶ 続きを読む
関連記事
EUが対中貿易の見直しへ。中国製品の大量流入と貿易赤字の拡大を受け、欧州委員会は「持続不可能」との認識を示し、産業保護策の強化を検討している
英国や欧州各国の電子パスポートに使われる中核部品を供給する仏企業が、米国の輸出規制対象となった中国資本と関係していることが分かった。英政界や専門家の間では、偽造リスクや供給網の安全性を懸念する声が出ている
ノルウェーで「国内で最も美しく、最も高価な公衆トイレ」として知られる建築作品が、中国共産党によるスパイ活動への利用が懸念されるとして、当局により閉鎖された。
EUのデジタル規制当局は28日、中国発越境EC大手Temuが、プラットフォーム上で販売する違法製品を十分に防止していなかったとして、2億ユーロの制裁金を科すと発表
報道によると、米国はNATO加盟国に配備してきた戦略的な軍事力を大幅に縮小する方針で、戦闘機や軍艦、ドローンなどを含め、さらに原子力潜水艦の提供も停止する見込み