主要商品市況、24年は上昇 投資タイミング重要=JPモルガン
[30日 ロイター] – JPモルガンは30日、2024年の主要コモディティー(商品)市況について、底堅い需要を背景に価格上昇が見込めるが、投資のタイミングを見極めることが重要だとの見方を示した。
金と銀は構造的に強気を維持するとし、金は米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げが予想される来年半ば頃に上昇し、25年には1オンス=2300ドルに達すると予想。銀は1オンス=30ドルを超える可能性があるとした。
原油価格は1バレル=80─90ドルで推移し、24年第3・四半期にピークに達すると見込む。米天然ガス価格も冬にかけて上昇する見通しという。
関連記事
トランプ大統領は11月27日、関税政策で得た巨額収入により今後数年で所得税を大幅削減、または完全廃止する可能性を示唆した
海底ケーブル切断リスクに備え、宇宙空間に「バックアップのインターネット」を築こうとするガンリー氏。中国共産党との法廷戦、企業への圧力の実態に迫る
トランプ政権は国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づき導入したブラジル産牛肉やコーヒーなどへの40%追加関税を一部撤廃した。
AmazonがFTCとの25億ドル和解で、同意なくPrimeに登録された可能性のある約3500万人に最大15億ドルの自動返金を11月12日から開始。対象者はメールで通知され、最大51ドルがPayPalなどで還元される
中国が福島処理水と高市首相の台湾発言を理由に日本産海産物の禁輸を再開したと報じられる中、米大使が「今回も日本を強力に支援する」と明確に表明。日本は米国市場へのシフトを加速