焦点:COP28、主要議題はメタンガス削減 具体策で合意必要
[27日 ロイター] – 30日からアラブ首長国連邦(UAE)で開催される第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)では、世界で2番目に多い温室効果ガスであるメタンの削減に向けて具体的な計画を策定できるかが焦点となる。
米国と欧州連合(EU)が主導する「グローバル・メタン・プレッジ」の下、世界のメタン排出量を2030年までに20年比で30%削減することについて、21年以降150カ国以上が約束しているが、その具体的な達成方法を明らかにしている国はほとんどないのが現状だ。
COP28議長国のUAEは、今必要なのはこれらの誓約を緊急の行動に移すことだと指摘。発展途上国の取り組みに対する資金援助や、石油・ガスや農業などのメタン排出部門に対する国内規制を訴えている。
関連記事
イタリア当局は、人道支援の名目で集めた寄付金の7割以上をテロ組織ハマスへ流用したとして、慈善団体関係者ら9人を逮捕。メローニ首相はテロ資金源の解体を高く評価した
大谷翔平がタイム誌の表紙を飾った。タイム誌は、大谷を「2025年を象徴する二刀流レジェンド」と位置づけ、表紙に起用した。これは、単なる一流アスリートではなく「時代の顔」として選ばれたことを意味する
台湾立法院は26日、野党・国民党および民衆党が提出した頼清徳総統に対する弾劾案について、来年5月19日に全院委員会での審査および総統本人の招致を行うと決めた。仮に頼清徳総統が弾劾された場合、日本にも大きな影響が出る可能性もある
台湾を訪問している自民党の河野太郎元外相らが26日、頼清徳総統と会談した。河野氏の訪中は11年ぶり。
トランプ米大統領は12月25日、ナイジェリア北西部で活動する過激派組織「イスラム国(ISIS)」を標的とした「強力かつ致命的な攻撃」を実施したと発表。米国防総省の報道官は本紙に対し、今回の攻撃についてナイジェリア政府の承認を得て実施されたものだと語った。