この事件は、河南省安陽市の検察院が取り扱っている麻薬所持の犯罪事件で偶然に発覚した。林州市仁濟医院の職員が何度も救急車を使って麻薬取引を行っていたという。2021年12月28日、都市封鎖の中、西安市を走る救急車(Photo by STR/AFP via Getty Images)

検問所も難なくスルー 中国の公立病院の救急車が「麻薬運搬車」に繰り返し使用

最近、中国河南省の市レベルの公立病院の救急車が「麻薬運搬車」として使用されていた話題が、中国のSNSのホットトピックに上がった。林州市の仁濟医院の救急車は、昨年のパンデミック中に「私的な仕事」を引き受け、市外へ320回以上、省外へ40回以上、何度も麻薬を運んでいた。

この事件は、河南省安陽市の検察院が取り扱っている麻薬所持の犯罪事件で偶然に発覚した。林州市仁濟医院の職員が何度も救急車を使って麻薬取引を行っていたという。

中国のメディアの報道によると、2022年5月7日の早朝、河南省の高速道路出口で救急車が停止され、警察による検査の結果、約50グラムの麻薬が見つかり、車内の王容疑者が逮捕された。王容疑者は、救急車による濮陽市への麻薬購入は今回で「3回目」だったと述べている。

▶ 続きを読む
関連記事
ロシアのバイカル湖で中国人観光客を乗せた車両が沈没し7人が死亡した事故で、中共の中央テレビは死亡者に触れず「1人救助」とのみ報道。内容に対しネット上で批判が広がっている
新刊『オンデマンドの殺人』の内容を紹介。中国で10年間に3度の肝移植を受けた女性の事例を引き合いに、中共による組織的な強制臓器収奪の実態を暴露。わずか2週間でドナーが現れる異常な移植システムの闇に迫る
日中関係が冷え込んでいるにもかかわらず、市場データと実際の消費行動は、中国の民間消費における実用主義が当局の政治的動員を上回りつつある
中国広西で、68歳の男性と知的障害のある女性の間に9人の子供がいるとする動画が公開され、生活実態や身元を巡りネット上で議論が広がった。現在、関連する動画や投稿は中国のインターネット上から削除されている
中国共産党は、同党の政権奪取前の中国社会を「万悪の旧社会」と形容し、同党が統治する現在の社会を美化しようとしているが、歴史的資料や証言からその定型句の虚偽性が見えてくる。中には、元国家主席・劉少奇の息子の衝撃的な証言もある