「ケネディ家の異端児」米大統領選で無所属出馬 揺れる票…利するのはバイデン氏か、トランプ氏か
米国のロバート・ケネディ・ジュニア氏は先月、民主党の指名候補争いから撤退し、無所属で2024年の米大統領選に立候補することを表明した。「ケネディ家の異端児」の異名を持つロバート・ケネディ・ジュニア氏は、バイデン、トランプ両氏の支持層をどの程度引きつけるのかーー。専門家たちは有権者の心理に注目している。
最近の複数の世論調査によると、ケネディ氏は勢いを増しており、バイデン大統領とトランプ前大統領にほぼ同等の影響を与えていることが示された。
シエナ・カレッジとニューヨーク・タイムズが11月初旬に行った世論調査では民主党のバイデン大統領と共和党のトランプ氏との争いになった場合、6つの激戦州(アリゾナ州、ジョージア州、ミシガン州、ネバダ州、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州)でケネディ氏は24%の支持を獲得した。トランプ大統領は35%、バイデン大統領は33%、残りは「未定」または「投票しない」と答えた。
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