米連邦航空局(FAA)は11月15日、実業家イーロン・マスク氏率いる宇宙開発企業スペースXによる大型宇宙船「スターシップ」とロケットの2回目の打ち上げ試験を承認した。写真は4月20日の打ち上げ時のもの。米テキサス州で撮影(2023年 ロイター/Joe Skipper)

米航空当局、スペースX「スターシップ」の2回目打ち上げ承認

[15日 ロイター] – 米連邦航空局(FAA)は15日、実業家イーロン・マスク氏率いる宇宙開発企業スペースXによる大型宇宙船「スターシップ」とロケットの2回目の打ち上げ試験を承認した。

同社によると、テキサス州で米中部時間17日午前7時(日本時間午後10時)から午前9時までの間に発射を予定している。

FAAはスペースXが安全や環境など全ての基準を満たしたと説明した。

4月に行われた1回目の試験打ち上げでは発射後4分で上空で爆発する結果となり、発射台が破損して周辺に破片が飛び散った。

同社は、機体内で発生した火災によりスターシップが計画通りに2段目のロケット「スーパーヘビー」から切り離せなかったとしている。この結果、自動破壊コマンドが約40秒遅れて作動し、機体が破壊された。

スペースXは1回目の試験結果を踏まえ、ロケットの設計に何百もの修正を加えた。

関連記事
大谷翔平選手がMLB史上初の「51本塁打-51盗塁」を達成。特別な思い入れのあるローンデポ・パークで、6打数6安打、3本塁打、2盗塁、10打点を記録し、ドジャースはポストシーズン進出を決めた。
米国とブラジルからの34人の医師が最近、法輪功保護法案を支持する声明に署名した。同法案は、中国共産党による法輪功学習者からの臓器強制収奪という残虐行為に関与する個人に対して制裁を課すことを目的としている
トランプ前大統領暗殺未遂事件で、容疑者ライアン・ウェズリー・ラウス(58歳)がフロリダのゴルフ場でAK-47ライフルを持ち逮捕された。彼はトランプ氏に向けて発砲したかは不明で、逃走後に逮捕された。
FBIは9月15日、トランプ前大統領がフロリダのゴルフクラブ近くで暗殺未遂の標的になったと発表。捜査は進行中だ
アメリカ下院は「中国週間」で中国関連の28法案を可決。技術競争と国家安全保障保護に焦点。香港、台湾、ドローン等、多岐にわたる内容。