米航空当局、スペースX「スターシップ」の2回目打ち上げ承認
[15日 ロイター] – 米連邦航空局(FAA)は15日、実業家イーロン・マスク氏率いる宇宙開発企業スペースXによる大型宇宙船「スターシップ」とロケットの2回目の打ち上げ試験を承認した。
同社によると、テキサス州で米中部時間17日午前7時(日本時間午後10時)から午前9時までの間に発射を予定している。
FAAはスペースXが安全や環境など全ての基準を満たしたと説明した。
4月に行われた1回目の試験打ち上げでは発射後4分で上空で爆発する結果となり、発射台が破損して周辺に破片が飛び散った。
同社は、機体内で発生した火災によりスターシップが計画通りに2段目のロケット「スーパーヘビー」から切り離せなかったとしている。この結果、自動破壊コマンドが約40秒遅れて作動し、機体が破壊された。
スペースXは1回目の試験結果を踏まえ、ロケットの設計に何百もの修正を加えた。
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