米国政治に浸透するための中国の長期戦 (1)
「恐ろしい雰囲気だった」
匿名を求めた米連邦準備制度(FRB) 高位関係者(以下、A氏と称する)は、中国当局に拘留された記憶を思い出しながらこのように表現した。
昨年7月、米国上院国土安全保障委員会所属の共和党議員が公開したところによると、2019年、A氏は中国上海を訪問した後、拘束されて尋問を受けた。中国当局はA氏の家族を脅し、携帯電話を盗聴し、彼らのコンピューターに侵入した。 これと共に、他のFRB関係者の連絡先情報をコピーしていった。
関連記事
米報告書は、中国共産党が孔子学院縮小後、費用負担付きの訪中交流「YES」を通じて米国の若者に影響を及ぼそうとしていると指摘。日本でも教育・青少年交流が続く
産経新聞の元台北支局長、矢板明夫氏が台湾・台中市で講演後に男から顔を殴られた。警察は香港籍の男を台中国際空港で逮捕。台湾の大陸委員会は越境弾圧の可能性にも言及した
中国共産党と関係が指摘される環境団体が、米裁判官に研修を実施していた問題で、議会に調査要請が提出された。司法の中立性やエネルギー政策への影響を巡り、米議員が懸念を強めている
トランプ米大統領は、ルーズベルト大統領図書館の式典で演説し、パナマ運河の戦略的重要性を強調した。中共が同運河への影響力を強めようとしていると警告し、米国は看過しないと述べた
OpenAIは、中共関係者がChatGPTを利用し、米国の関税政策やAI・データセンター議論に影響を試みた可能性を報告。投稿の拡散は限定的だが、戦略産業を巡る情報戦への警戒を指摘する