世界金融市場・中国経済のリスク上昇=豪中銀金融安定報告
[シドニー 6日 ロイター] – オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)は6日、半期に一度の金融安定報告を公表し、豪経済は世界の金融市場の緊張を乗り切ることができる状況にあるとの見方を示した。ただ、資産価格の「無秩序な」下落や中国経済減速のリスクは高まっているとした。
また、金利上昇がより多くの家計を金融ストレスに追い込んでいるが、再び金利が上昇した場合でも大半の家計は対処できると指摘した。
このところの米国債の大幅下落に伴い各国の長期金利は急上昇し、株価の重しとなっている。
関連記事
EUがXに対し、約1億4千万ドルの制裁金を科したことを受け、アメリカ政府が強く反発している。米通商代表部は12 […]
FIFAは反発を受け、2026年W杯で「サポーター向け」60ドル特別チケットを導入する。各試合400~750枚を各国協会に配分し、熱心な代表サポーターを優先支援する方針だ。高騰批判を受けた価格戦略を大きく見直した形となる
香港の元メディア界の大物、黎智英氏が15日、香港の裁判所で国家安全維持法違反により有罪と認定された。判決後、親族や英国、カナダの政府が相次いで批判した
中国人富豪による米国での代理出産が急増する中、100人以上の子をもうけたとされる実業家・徐波に対し、米ロサンゼルスの家庭裁判所は「通常の養育範囲を超える」として親権認定を拒否した。制度の隙を突く動きに米当局の注目が集まっている。
米パデュー大学は敵対国とされる国々、中共やイランなどからの学生を受け入れない方針を決定した。専門家は、中共が留学生を情報活動に利用してきた実態を指摘し、その影響で多くの中国人学生が貴重な海外留学や研究の機会を失うことになったと指摘。