1日5分で簡単に視力が改善できる!  近視を悪化させない!

1日5分で簡単に視力が改善できる!  近視を悪化させない!

科学者とアイケアの専門家は、一日の始まりに、少し時間をかけて朝の光を全身に浴びることで、視覚系の健康を強化し、維持する秘訣を発見したのです。近視を悪化させないために、毎日たったの数分しか掛けずに、同時に視力そのものを改善するのに効果的なのです

オーストラリアの2022年視力指数(Australia’s 2022 Vision Index)によると、この1年間、人々が何らかのデイスプレイ(画面)を見つめていた時間は2倍以上になり、ほとんどの回答者は1日8時間も、電子機器やテレビを見つめていた事実が判明しました。

米神経科学者でスタンフォード大学医学部神経生物学・眼科学教授のアンドリュー・ヒューバーマン(Andrew Huberman)氏は最近、視力研究における重大な発見でコーガン賞(Cogan Award)を受賞しました。彼は一日の朝に、日光を見ることは非常に効果的な視力保護方法だと報告したのです。これにより、太陽の光によって体内時計を調節し、一生を通じて健康な視力を保つことができると述べています。

視力を高める3つの健康習慣

習慣1.朝に太陽の光を全身で浴びる

ヒューバーマン氏は「ニューロン」誌の研究を引用し、目を「強い光に曝(さら)すことで目の中の水晶体を制御する細胞を活性化させ、目に栄養を提供し、近視や遠視のリスクを下げることができる」と言うのです。

光は目に良いだけでなく、脳、情緒、新陳代謝を含む心身の健康にも大きなプラスの影響を与えます。そのため、彼はこの効果を最大化するために、毎日、朝の日差しの下で5 ~ 10分間、日光を浴びることを提案したのです。曇りの日でも、積極的な役割を果たすに十分な日差しがありますが、屋外にいる時間を少なくとも15 ~ 20分間までに伸ばす必要があると言っています。

また、「太陽に向かって、太陽を直視したり、目に痛みを感じさせたりするような方法を取らないようにして、いつでも目を閉じたり、適切にまばたきをして目を守ってください」と注意しています。

毎朝、朝の日差しの下に5 ~ 10分間滞在して、この効果を最大化します(Ushico / PIXTA)

習慣2.パノラマビジョンの練習

日光を浴びる以外に、パノラマビジョン(広角視覚)の練習をします。つまり、窓の外の遠くを眺めたり、外に出たりして、視点を何にも集中させないで、目を至近距離で、つまり近くで物を見ている状態に陥らないようにさせる訓練です。

「このようにすると、目のレンズの移動が緩やかになり、リラックスすることができます。レンズをリラックスさせることは、眼内の筋肉組織に最も有益なことの1つです」とヒューバーマン氏は指摘するのです。また、「仕事に集中したら30分ごとに、外を見て、下顎筋肉を含む顔と目の筋肉をリラックスさせると良い」と述べています。

もしあなたが近くで物を見たり、携帯電話やパソコンの画面を見たりしたら、少なくとも90分ごとに焦点距離を調整して、できれば毎日20 ~ 30分屋外にいて、遠視能力を練習するのが良いと言っています。

外に出られない場合は、窓際やベランダに出て、目を休めることができます。窓は開けたほうがいいです。窓は昼間に必要な青い光と太陽の光をろ過してしまうからです。

習慣3.物体を追跡する練習

物体の追跡を練習することで、目の外の筋肉を、効果的に維持することができます。つまり、目の動きを制御する筋肉を丈夫にして、その機能を良好に保持できます。

ヒューバーマン氏は「現実世界に足を踏み入れ、視覚オブジェクトを簡単に追跡する感覚を体験するのが好きだ」と話しました。

「ホッケーの試合を見に行くいい理由です。アイスホッケーの動きをじっと見たり、スポーツの試合を見たり、猫のような目の動きでテニスの試合を見たり、ボールの動きを見たりしています」

もしこれがあなたにとって難しいならば、1つのボールやペンを視覚的に追跡することで調節能力を訓練することができます。方法は、まずボールやペンを5 ~ 20秒近く見てから、ゆっくりと腕の外に移動して、焦点を合わせ直します。週に3回、毎回5~10分ずつやっていきます。

また「これは、脳震盪後の視覚訓練に似ていて、バランス、運動、視覚、認知の機能を回復させようとしています」と話しました。

早起きに慣れていない場合は、どうする?

起きるのが遅くなったり、朝の外出を逃したりしている人は、午後に出かけてみてはいかがでしょうか。

太陽が空の中で低い位置にあると、曇っていても太陽の波長があなたを通り抜けてゆきます。午後の日差しはあなたの脳と体が時間を認識する2番目のアンカーで、体内時計の同期を保つのに役立ちます。

起きるのが遅くなったり、朝の外出を逃したりしている人は、午後に出かけてみてはいかがでしょうか(8×10 / PIXTA)

午後の日差しは、夜間の人工光源が身体への悪影響を及ぼすのを、軽減することで知られています。

「あなたの視力を守ることは価値があります。もしあなたがまだ若ければ、それはより強力な視覚システムを構築するのに非常に役立ちます」とヒューバーマン氏は言いました。

ヒューバーマン氏は脳の発育、脳の可塑性、神経再生の分野で多くの貢献をしました。過去20年間、既存の科学と新興科学に基づいて、視覚システムの内部動作原理を明らかにしてきたのです。

英語の記事は、英『大紀元時報』のウェブサイト:A Healthy Habit for Strong Visionを参照してください。

オーストラリアのシドニーに拠点を置き、健康と科学に関するニュースを担当するレポーター。