国境なき世界が戦争なき世界という主張…「身勝手であり拒否すべき」=伊首相
イタリアのメローニ首相は21日、ニューヨークの国連本部で行われた一般討論演説で、国家や国境のないボーダレスな世界が戦争のない世界だという主張は「ユートピア的で身勝手」であるとし、拒否しなければならないと訴えた。
メローニ氏は、国連会議の前提は「国家と理性」のふたつであると指摘。「帰属意識を感じ、同じ歴史的記憶、同じ法律、同じ習慣や伝統を他の人々と共有する国家」と、「国際紛争の解決策である理性」だとした。
このふたつを前提とした上で、「国家のない世界、国境のない世界、アイデンティティのない世界が、戦争や紛争のない世界だと言う人々のユートピア的で身勝手な話は拒否しなければならない」と主張した。難民・移民問題にあえぐイタリアの首脳として、受け入れに寛容な一部の左派思想家を批判したとみられる。
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イタリアでメローニ政権の連続在任日数が4日、1413日となり、同国の戦後政権で最長となった。メローニ氏は現実的な外交路線を取ることで、「極右」とみられていた当初の評価を変え、欧州政治の主要な担い手として存在感を高めてきた。
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