3月、東京で行われた日韓首脳会談で握手を交わす両首脳(Photo by Kiyoshi Ota - Pool/Getty Images)

岸田首相とユン大統領に勇気ある人物賞…「未来を選択した」=ケネディ図書館財団

米国のケネディ図書館財団は18日、岸田文雄首相と韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の両氏に「勇気ある人物賞」国際特別賞を授与すると発表した。「過去にとらわれることなく希望に満ちた未来を選択した」と両首脳の行動を評価した。

財団は、両氏が「困難な歴史問題を解決するため個人的な関係を築き上げてきた」と指摘。ユン氏について「韓国内での強い反対にもかかわらず、2022年3月の選挙直後から日本との和解に向けて取り組み始めた」と述べた。岸田氏については、12年ぶりに韓国を公式訪問し、5月に広島で開催されたG7広島首脳会合にもユン氏を招待したことなどを挙げた。

授与式は米ボストンにあるケネディ大統領図書館・博物館で10月29日に行われる。米国や諸外国の政治家の英断を讃える「勇気ある人物賞」は、故ケネディ大統領の家族が1989年に設けた。これまでに首脳や知事など政治家60人が受賞している。日本人および韓国人の受賞者は今回の両首脳がそれぞれ初となる。

▶ 続きを読む
関連記事
中東情勢の緊迫化で原油供給が不安定化する中、東南アジアなどアジアの一部諸国が代替原油の確保に苦慮する一方、中国共産党が石油の購入と備蓄を進めていることに批判が集まっている。
G7の財務相は17日、重要鉱物における対中依存を減らすことで一致。片山財務相は「いずれにせよ、中国(共産党)による武器化がすべての人にとって脅威を構成している以上、われわれは行動を取らなければならない」と述べた。
中東情勢の緊迫化と中国の石油買い占めによるエネルギー危機が迫る中、高市首相はアジアの供給網を強靭化する新枠組み「パワー・アジア」を発表した。医療物資確保など日本経済防衛の要となる施策を解説
日本とポーランドの関係が新たなフェーズへ。「包括的・戦略的パートナーシップ」への格上げと、Xで明かされた両首脳の知られざる舞台裏
日本とポーランドが共同声明で台湾海峡の平和と安定の重要性を改めて確認したことを受け、中華民国外交部は15日、日本とポーランドが共同声明の形で台湾海峡情勢への重視を示したのは今回が初めてだと表明した。