6月20日、武漢にある華中科技大学の卒業式で振り返る卒業生。参考写真( STR/AFP/Getty Images)

中国の若者失業率は46.5% 中国統計局は公表を停止へ

消費、投資、輸出という中国経済をけん引する3つの要素が全面的に落ち込んでいる。7月の経済データは予想を大きく下回り、中国の中央銀行は急いで利下げを行っている。中国若者の失業率は惨憀たる状況で、中国の統計局は公表を停止した。

皆さんも知っているように、中国経済は厳しい状況にある。最近公開されたデータは外界の予想を何度も裏切り、落ち込みの速度が速すぎて圧迫感を感じさせるほどだ。中国では、経済をけん引する「三つの馬車」と呼ばれている要素、「消費」「投資」「投資」の状況を分析する。

 

まず、中国の統計局が8月15日に発表した主要データを見てみよう。

7月の社会消費品小売売上高は前年同月比で2.5%増となったが、6月の3.1%から減速しており、ウォール・ストリート・ジャーナルが調査した経済学者たちの予測値4.4%を大きく下回っている。

▶ 続きを読む
関連記事
中共が発表した中国の10月の景況指数は、製造業、非製造業ともに景気判断の節目となる50を下回った。製造業は9月に一時回復したものの、10月には再び悪化し、中国経済全体に減速の兆しが広がっている
中国の自動車市場で販売低迷が深刻化。例年の繁忙期「金九銀十」がほぼ消滅し、10月の国内販売は約25%減少した。野村証券は需要が2014年の水準に落ち込んだと分析
中国共産党(中共)の軍機関紙が最近、「倹約による軍建設」を集中的に宣伝し、空軍のある部隊では集中訓練で「使い古した書類かばんを支給」した。北京大学などの大学も「節約生活」の徹底を呼びかけ、「節約はスローガンではなく、生き残りの問題だ」としている。
中国の土地競売で10月の平均プレミアム率が1.4%に低下し、今年最低を記録した。北京・上海・深圳では土地の競売が行われず、地方では国有企業による最低価格での落札が目立つ。住宅販売制度の新政策も不動産企業の資金繰りを圧迫
中国の10月の製造業PMIは49.3となり、景気判断の節目となる50を下回った。中共当局は連休などの影響を挙げるが、輸出や政府支出への依存、内需低迷、不動産不況など、中国経済の構造的な問題が浮き彫りに