2020年11月5日、抗議デモを行うBLM運動のメンバー(宋昇樺/大紀元)

「プロライフ活動家を逮捕、BLMは放任」ワシントンD.C.が法の選択的施行

連邦控訴裁判所は15日、ワシントンD.C.当局が歩道にチョークでメッセージを書いたプロライフ(人工妊娠中絶の合法化に反対する)活動家を逮捕する一方で、同様の行為を働いた反差別運動ブラック・ライブズ・マター(BLM)の抗議者を見逃し、汚損防止法を「選択的に」執行したとする判決を下した。

裁判所は3対0で、フレデリック・ダグラス財団の提訴を棄却した下級審の判決を覆し、市当局がBLMの抗議者よりもプロライフ活動家に対して厳格な対処を行なったとの判決を下した。

2020年の夏、ワシントンD.C.の警察は、公共の歩道に「Black Pre-Born Lives Matter(生まれてくる前の黒人の命も大切だ)」とチョークで書いた2人のプロライフ活動家を逮捕した。しかし、同時期に、ペンキなどで街中にスローガンを落書きしたBLMの抗議者を取り締ることはなかった。

▶ 続きを読む
関連記事
米ミシシッピ州で6人が死亡する銃乱射事件が発生した。24歳の男が親族や7歳の少女らを殺害した疑いで拘束されている。検察は死刑相当の重大犯罪として、死刑を求刑する方針を明かした
ミネアポリスで起きたICE職員による女性射殺事件の新映像が公開された。JD・ヴァンス副大統領は正当防衛を主張するが、野党側はこれを批判している。FBIが捜査を行う中、抗議活動も拡大している
米ミネアポリスでICEの任務中に女性が射殺された事件を受け、抗議デモが激化。連邦当局は非致死性弾やガスを使用し、不法集会を宣言して逮捕者を出す事態となった。市長は当局の主張を批判し、市と連邦の対立も深まっている
ミネソタ州でのICE捜査官による射殺事件を巡り、ヴァンス副大統領はメディアの報道を「無責任な恥辱」と激しく批判。正当防衛を主張するトランプ政権と、州独自の調査を求める民主党知事らが真っ向から対立
米ミネアポリスでICE捜査官による射殺事件が発生し、緊張が走っている。現場では抗議デモが法執行機関との物理的衝突に発展。ヴァンス副大統領は「国内テロ行為」への正当防衛を主張し、州知事は冷静な対応を求めている