中国共産党に屈しなかったリトアニア 「他国に模範を示した」=リトアニア国会議員
リトアニアは台湾問題で中国共産党(中共)を拒否して未曽有の弾圧を受けている。しかし数日前、リトアニアの国会議員は同国が「圧力に耐えただけでなく勝利して、他国に模範を示した」と述べた。
専門家らは、中共と距離を置くことが自由民主国のコンセンサスであると考えている。
リトアニアはバルト地域に位置する国で、人口は300万人に満たない。2021年には、多くの中東欧諸国の中でいち早く、中国共産党が提唱する「17+1」協力メカニズムから脱退した。同年11月、首都ヴィリニュスに「台湾」代表処の設置を許可したことは、中共側に経済報復と外交関係の格下げを含む全面的な弾圧を招いた。
リトアニアの国会議員マタス・マルデイキス氏が最近、ヴィリニュスでボイス・オブ・アメリカ(VOA)に述べたところによれば、北京はリトアニアへの弾圧初期において、大規模かつ迅速な制裁によってその力を誇示しようとし、この大攻勢でリトアニア政府を解体するか、譲歩させようとしたという。
しかし、その結果は予想外だった。マタス氏は、「リトアニアの経済は成長しており、中共が制裁を加えた後、輸出は1年半の間に45%増加し、中共はもしリトアニアが従わなければ、次に何が起きるかという悪い見本のようにとらえようとしたが、正反対だ」 と述べている。
関連記事
ロシア連邦捜査委員会は22日、モスクワで車爆弾が爆発し、ロシア軍参謀本部の高官が死亡したと発表した。当局は殺人事件として捜査を進めている
高市首相は中央アジア5か国と初の首脳会合を開催した。「東京宣言」を採択し、3兆円規模のビジネス目標やODA締結を含む「東京イニシアティブ」を立ち上げ、互恵的なパートナーシップの新時代を切り拓く
欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会は16日、2035年からのガソリン車・ディーゼル車など内燃機関を搭載した新車の販売を原則禁止する計画を事実上緩和する改正案を公表した。
ロシアの中国人向けビザ免除開始後、中産階級旅行者がモスクワで次々トラブル。SIM通信24時間制限、白タク高額、ホテル・航空券爆値上げ、決済不能、地図誤作動。インフラ老朽化でコストパフォーマンス崩壊。SNSで苦情殺到
米ニューヨークを拠点とする神韻芸術団は、2026年の世界巡回ツアーの開幕を間近に控えている。「仁義礼智信」などの価値観を重んじた共産主義以前の中国の古典文化を再現する神韻に、各国の著名人や政治家、芸術家などから絶賛の声が相次ぎ上がっている。