8月7日、ウクライナのクレバ外相(写真)はブリンケン米国務長官と電話会談を行い、長距離ミサイル「ATACMS」供与を要請したと明らかにした。キーウで6月撮影(2023年 ロイター/Alina Smutko)

ウクライナ外相、長距離ミサイル「ATACMS」を米に要請

[キーウ 7日 ロイター] – ウクライナのクレバ外相は7日、ブリンケン米国務長官と電話会談を行い、長距離ミサイル「ATACMS」供与を要請したと明らかにした。

クレバ氏は「和平案への世界的支援を広げるためのさらなる措置と、穀物輸出を拡大するための策について話し合った」とX(旧ツイッター)に投稿した。

さらに「米国による全ての支援に謝意を示した上で、ATACMS供与でウクライナの長距離能力を強化する必要性を強調した」と説明した。

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