北京を襲った洪水の後、あたり一帯がほとんど廃墟と化すなか、海の神「龍王」を祭る社「龍王廟」だけが無傷だったことがわかった。写真はSNS投稿動画よりスクリーンショット。

奇跡か、天祐か? 洪水被害のなか「龍王の社」は無事だった=北京

中国で「龍王(竜王)」といえば、天空の雲や雨を司り、水の動きを自在に操る神として畏れられ、また敬われてきた。

古来、干ばつに苦しむ中国の農民は、この「龍王」に祈願して降雨を求めたのである。また「龍王」は、海の神である「海竜王」とも呼ばれた。日本では「龍神」という言葉に語義がちかいとされる。

先日、北京を襲った洪水は、各所に甚大な被害をもたらした。ところが、被害のひどかった北京市房山区にあって、この「龍王」を祭る社「龍王廟」だけが奇跡的に無傷だったことがわかった。その「龍王廟」の周囲一帯は、洪水による泥や瓦礫であふれ、ほとんど廃墟と化していた。

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