北京を襲った洪水の後、あたり一帯がほとんど廃墟と化すなか、海の神「龍王」を祭る社「龍王廟」だけが無傷だったことがわかった。写真はSNS投稿動画よりスクリーンショット。

奇跡か、天祐か? 洪水被害のなか「龍王の社」は無事だった=北京

中国で「龍王(竜王)」といえば、天空の雲や雨を司り、水の動きを自在に操る神として畏れられ、また敬われてきた。

古来、干ばつに苦しむ中国の農民は、この「龍王」に祈願して降雨を求めたのである。また「龍王」は、海の神である「海竜王」とも呼ばれた。日本では「龍神」という言葉に語義がちかいとされる。

先日、北京を襲った洪水は、各所に甚大な被害をもたらした。ところが、被害のひどかった北京市房山区にあって、この「龍王」を祭る社「龍王廟」だけが奇跡的に無傷だったことがわかった。その「龍王廟」の周囲一帯は、洪水による泥や瓦礫であふれ、ほとんど廃墟と化していた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国恒大集団の創業者、許家印氏に言い渡された無期懲役判決によって、中国で最も劇的な不動産崩壊の一章が閉じられた。しかし、許氏の失脚を、暴走した大物実業家に対する処罰としてのみ捉えるべきではない。
カビた食材、腐ったトマト、黒ずんだジャガイモ。中国の学校食堂で異変を校長に報告した女性職員が、4日後に解雇された
京都大学や同志社大学の学生向けサイトなどに、中国の在外公館が主催する無料訪中プログラムの募集情報が掲載。米国では、習近平が打ち出した若者5万人の招待構想に基づく交流事業が多数の学校に広がり、米議会関係者から影響力工作だとの指摘が出ている
中共軍で幹部の調査や処分が相次いでいる。第14期全人代では軍・武警部隊の代表46人が罷免され、軍隊選挙委員会も発足時の11人中9人が調査や処分の対象となった
航空券、ホテル、食事まで無料。習近平の訪米を前に「歓迎要員」の募集情報が流出した。「民意」まで金で買うのか