消息不明のロシア軍高官、「休養中」と下院国防委員長が明かす
[12日 ロイター] – ロシア民間軍事会社ワグネルの武装反乱後に消息が分からなくなっているスロビキン・ロシア航空宇宙軍総司令官は「休養中」だと、ロシア下院のアンドレイ・カルタポロフ国防委員長が12日明らかにした。
ウクライナ侵攻でロシア軍の副司令官を務めるスロビキン氏は、6月23-24日にワグネル創設者エフゲニー・プリゴジン氏が起こした武装反乱の中止を動画で呼びかけたのを最後に、公の場に姿を見せていない。
これについてカルタポロフ氏はソーシャルメディアに投稿した動画で「スロビキン氏は現在休んでいる。今は(彼に)会うことができない」と語っている。
スロビキン氏はプリゴジン氏と親しい関係と伝えられてきた。米紙ニューヨーク・タイムズは先月、米情報機関の情報として、スロビキン氏は武装反乱を事前に承知しており、ロシア当局が共謀の事実がなかったかどうか調べていると伝えた。
また複数の報道でスロビキン氏は拘束されたとされているが、ロシア側は今のところ公式に認めていない。
関連記事
英国のフィリップソン教育相は、中国による高等教育機関への影響について警戒を呼びかけている。庶民院での議論では、中国が公的機関や企業、大学にまで浸透している実態が指摘された。
12月17日、英国改革党リフォームUKのナイジェル・ファラージ党首は、イーロン・マスク氏が同党への政治献金を「真剣に検討している」と明かした。同党は、イングランド北部や東部、ウェールズで選挙活動を拡大し、次の地方選挙での躍進を目指している。
シリアのアサド政権崩壊が、中国人の間で議論を巻き起こしている。中共の友人であったアサド政権の急速な崩壊は、独裁政権の脆弱性を象徴し、中国でも同様の変化が起こる可能性を示唆。ネット上では中共の崩壊を期待する声も
フランス・パリのノートルダム大聖堂は、壊滅的な火災から5年で再建を終え、12月7日に再開した。フランスのマクロ […]
EUはTikTokに対して、ルーマニア選挙関連のデータを凍結するよう命じた。これはデジタルサービス法に基づく措置である。親ロシア派のカリン・ジョルジェスク氏が選挙で意外な勝利を収めた後、EUと米国は外国の干渉について懸念を表明。