韓国統一省、北朝鮮支援重視を修正へ 尹大統領「変革の時」
[ソウル 2日 ロイター] – 韓国の尹錫悦大統領は2日、対北朝鮮関係を担当する統一省について、これまでの過度な援助重視の姿勢を改める必要があるとの見解を示した。
尹大統領は先月末、新たな統一相に保守派の政治学者で北朝鮮の人権問題を積極的に批判している金暎浩・誠信女子大学教授(63)を指名したばかり。
尹氏は「統一省は北朝鮮支援省のように対応してきたが、それは間違っている」とし、「統一省にとって変革の時だ」と述べた。
また、同省が自由民主主義の価値観のために立ち上がるべきだと述べ、統一が両国国民に「より良い、より人間らしい生活」をもたらすべきだと訴えた。
金教授は2019年のコラムで、金正恩朝鮮労働党総書記の体制が打倒され北朝鮮が解放されたとき、統一への道が開かれるとの考えを示していた。
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