骨太方針あす決定へ、与党協議で加筆修正100カ所超 税負担は先送り含み
[東京 15日 ロイター] – 政府は、次年度以降の歳出を裏付ける「経済財政運営と改革の基本指針(骨太方針)」を16日に正式決定する。決定に先立つ自民、公明両党の協議で、原案からの加筆・修正箇所は細かい文言調整や脚注も含め100カ所を超える。早期の衆院解散・総選挙をにらみ少子化対策の恒久財源は示さず、防衛増税の開始時期も先送りに含みを持たせた。
与党の修正協議を踏まえた文書をロイターが確認した。岸田文雄首相の解散判断に先立つ方針案は、事実上の選挙公約となることも予想される。
首相が推進する「新しい資本主義」の加速では、構造的に賃金が上昇する仕組みを構築するため、地方や中小・小規模企業の生産性向上を図るとともに「価格転嫁対策を徹底し、賃上げ原資の確保につなげる」と追記する。最低賃金を巡って「地域間格差の是正を図る」との考えも示す。
関連記事
外国為替市場で円安が進行する中、片山財務大臣は「投機的な動きには断固として強い措置をとれる」との姿勢を示し、為替の過度な変動に対して警戒感を強めている。連休中も米国当局と緊密に連絡を取り続ける考え
高市早苗首相は24日、衆院厚生労働委員会で健康保険法などの改正案を巡る審議に出席し、現役世代の社会保険料負担について「現役世代の保険料率の上昇を止めて、引き下げていく」と強調した。
同志社国際高校の修学旅行生が巻き込まれ、17歳の生徒が死亡したボート転覆事故をめぐり、参政党の梅村みずほ議員が国会で安全管理や平和教育のあり方について問題を提起した。
国家情報会議設置法案が23日、衆院を通過した。与党に加え、中道改革連合や国民民主党などの賛成多数で可決され、今国会で成立する見通しとなった。
財務省と経済産業省は22日、アジア系投資ファンドのMBKパートナーズに対し、牧野フライス製作所の買収(TOB)計画を中止するよう外国為替及び外国貿易法(外為法)に基づき勧告した。防衛産業の基盤となる工作機械技術の流出懸念が背景にあり、異例の対応となった。