6月6日、公明党の山口那津男代表(写真)は政府与党連絡会議後、記者団に対し、衆院解散は首相の専権事項であり解散権のない立場で解散の適切な時期などについての発言は控えると語った。写真は昨年6月都内での代表撮影(2023年/ロイター)

解散は首相の専権事項、時期について発言控える=山口公明代表

[東京 6日 ロイター] – 公明党の山口那津男代表は6日の政府与党連絡会議後、記者団に対し、衆院解散は首相の専権事項であり解散権のない立場で解散の適切な時期などについての発言は控えると語った。

報道によると山口代表は5日の講演で、衆院解散・総選挙については「(岸田文雄首相が)いざやるぞと決断すれば、受けて立てるような備えをしていく」などと話しているが、あくまで一般論と説明した。

今国会の会期は残り約2週間となり、LGBT理解増進法案の会期内成立は難しいとの見方があるが、会期延長の必要性を問う質問に山口代表は「会期内の成立を目指す」と述べるにとどめた。

関連記事
昭恵さんが訪米し、トランプ夫妻との会談を実現。各界から感謝の声が寄せられる中、トランプ氏は石破首相との会談を打診しました。
LGBT理解増進法の施行により、女性専用スペースの利用に混乱が生じる懸念がある中、自民・女性を守る議連が19日、公衆浴場などで「身体的な特徴」により男女を区別し、脱衣所などを分けるよう求める議員立法をまとめた。
自民、公明両党は18日、所得税の非課税枠「年収103万円の壁」について、123万円に引き上げて2025年度の税制改正大綱に明記する方向で最終調整に入った。3党の幹事長間の合意に背く形となったことに対し、国民民主の玉木代表「残念というか驚き」と批判した。
政府は2025年通常国会に太陽光パネルリサイクル義務化法案を提出予定。2030年代後半の大量廃棄に備え、環境負荷軽減が目的。費用負担や管理体制、不法投棄対策など制度設計を進める。
岩屋毅外相が24~26日の日程で中国訪問を検討中。日本産水産物の輸入再開や在中日本人の安全確保などを議題に、王毅外相と会談予定。中共との対話では成果が見えにくい課題も多い。