「消防ヤギ」の功績、チリの森林が大火から守られる
南米チリ南部の都市、サンタフアナ(Santa Juana)は数年前に、ヤギに草を食べさせて 植生の成長を抑制し、それによって火災防止ラインを作るという特別チームを立ち上げました。今年の2月に発生した森林大火の際、この「消防ヤギ」のアイデアが効果を発揮し、近くの一部の原生林が大火から免れました。
ロイター通信が5月14日に報告したところによると、サンタフアナは2017年に森林大火の被害を受け、それ以来、地元住民は「Buena Cabra(良いヤギ)」プロジェクトを立ち上げ、ヤギを消防隊員の役割に当て、森林火災に立ち向かうと共に、16ヘクタールのBosques de Chancay公園(スペイン語で森林を意味する)をその基地として設立しました。
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