5月8日、松野博一官房長官は会見で、5日朝に首相官邸内で血を流して倒れているのが発見され、その後に死亡が確認された警視庁機動隊員は自殺だったと述べた。写真は2021年10月、都内で撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

5日朝の官邸内での機動隊員死亡は自殺=松野官房長官

[東京 8日 ロイター] – 松野博一官房長官は8日午後の会見で、5日朝に首相官邸内で血を流して倒れているのが発見され、その後に死亡が確認された警視庁機動隊員は自殺だったと述べた。

官房長官によると、5日午前4時40分ごろ、首相官邸西門守衛所トイレ内で警視庁機動隊員が拳銃を使用して自殺を図り、搬送先の病院で死亡が確認された、と報告を受けた、という。詳細は警視庁が調査中で「コメントは差し控える」と語った。

その上で、警察官は法令上、職務遂行のための拳銃の所持を認められており「警察において再発防止に向け、適切に対応がなされるべきと認識している」とした。

一方、8日から始まった65歳以上の高齢者を対象にした新型コロナウイルスの6回目のワクチン接種に関し、岸田文雄首相は接種するのかとの質問に対し、松野官房長官は「今後、諸般の事情を勘案しながら検討されるものと考える」と答えた。

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