日中政府は10日、「第15回日中高級事務レベル海洋協議」を東京で開催した。 協議は中国による海洋進出が焦点となった。写真葉4月10日、沖縄県南方の太平洋海域上を航行する中国の空母「山東」から離陸する戦闘機(2023年 ロイター/Joint Staff Office of the Defense Ministry of Japan/HANDOUT via REUTERS)

日中海洋協議、尖閣周辺への侵入停止と台湾海峡の平和を要請

[東京 10日 ロイター] – 日中政府は10日、「第15回日中高級事務レベル海洋協議」を東京で開催した。

協議は中国による海洋進出が焦点となった。日本側は、中国海警局船による尖閣諸島周辺の日本領海への侵入を直ちにやめるよう要求。また、日本付近での弾道ミサイル発射などの軍事活動やロシアとの連携に深い懸念を抱いていることも伝えた。

日本の外務省は声明で、「尖閣諸島周辺領海への侵入を含む東シナ海情勢、南シナ海情勢に関する深刻な懸念を表明するとともに、台湾海峡の平和と安定の重要性についても改めて提起した」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
小泉進次郎防衛相とヘグセス米国防長官は10月28日、フィリピン中部セブで会談し、複数の分野での協力強化で一致した
日米共同統合演習「キーン・ソード27」が過去最大規模で実施。南西諸島に対艦ミサイルや長射程火力を展開し、宇宙・サイバー領域を含む全領域での連携強化を図る
元海上自衛隊幹部の山本勝也氏は20日、日本は米国と同盟関係にあるものの、中国(中共)が日本の沿岸領土で展開する「グレーゾーン」戦術への対応は、日本が主導しなければならないと述べた。
中共軍の無人機2機が10月19日、沖縄本島と宮古島の間を通過した。同区間の無人機通過の公表は今年度初。16~18日には艦艇7隻も通航し、20日も有人機の飛行が相次いだ。小泉防衛相は無人機への対応の必要性を強調した
2026年度上半期の空自の緊急発進は442回で、前年同期比約67%増。中共機への対応が285回と最多を占める一方、ロシア機への対応は152回と約2.6倍に増えた。北部・西部でも対応が大幅に増加した