ロシアは2024年末か25年前半までに、太平洋艦隊の一部として、核兵器搭載型の原子力魚雷「ポセイドン」を搭載する特殊用途潜水艦の部門を創設する計画だと、ロシアのタス通信が3日に報じた。資料写真、ロシア国旗、ニジニ・ノヴゴロドで2015年7月撮影(2023年 ロイター/Maxim Shemetov)

ロシア、「ポセイドン」搭載原潜の特別部門設置へ=タス通信

[3日 ロイター] – ロシアは2024年末か25年前半までに、太平洋艦隊の一部として、核兵器搭載型の原子力魚雷「ポセイドン」を搭載する特殊用途潜水艦の部門を創設する計画だと、ロシアのタス通信が3日に報じた。

ロシアは今年1月、ポセイドンを初めて生産したと発表。プーチン大統領は約4年前に、独自の原子力電源を持つ全く新しいタイプの戦略的核兵器だと説明していた。

ロシアは3月下旬、ポセイドンを発射できる原子力潜水艦の基地として、カムチャッカ半島で沿岸インフラ施設の建設作業を完成させると明らかにしていた。

タス通信は国防筋の話として「カムチャッカに特殊用途原潜部門を設置することが決定した」と報じた。「24年12月か25年前半」で検討されているという。

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