2019年5月、米NYのパレードで臓器狩りの中止を求める法輪功学習者(戴兵/大紀元)

日本と韓国、中国でドナー共有枠を…シンポが釜山で開催 NGO「強制臓器摘出の犯罪国家との連帯は恥」

日本と韓国は臓器移植についてドナー不足という共通課題に直面する。この両国に中国が加わり、ドナーの提供臓器の情報ネットワークを3カ国で作成しようとの動きがある。韓国の倫理団体は、中国の臓器移植は良心の囚人が犠牲になってきたとの経緯から、この連帯は「恥知らずだ」と批判の声をあげる。

昨年11月、釜山市で「第1回韓中日アジア臓器提供国際シンポジウム」が開かれた。3カ国の関係者が参加する会議では、効率的な臓器提供の協力対策について意見が交わされた。

主催側は会議の中で「韓中日が臓器提供者情報を共有し、ジェット機などの空輸を通じて臓器を輸送する」案を提示した。こうした取り組みは、ドイツやオランダなど欧州8カ国で行う国家間臓器移植協力システム「ユーロトランスプラント(ET)」を模したものだという。

▶ 続きを読む
関連記事
東京・武蔵野プレイスで、海外での不透明な臓器移植や強制臓器摘出のリスクを伝えるポスター展が開催。世界70か国の作品を通じ、出所不明な臓器をめぐる倫理的課題や帰国後の医療リスクを訴え、命の尊厳を問いかけている。会期は10月6日までの3日間
米上院が「法輪功および強制臓器収奪被害者保護法案」を可決した。超党派の上下両院議員が声明を発表し、中国での強制臓器収奪をめぐる人権侵害の責任追及や制裁の必要性を訴えた
米上院は9月28日、「法輪功および強制臓器摘出の被害者保護法案」を全会一致で可決。同法案は米議会が推進する、法的拘束力を持つ制裁法案で、中共政府による法輪功学習者やその他の良心の囚人からの生体臓器摘出を抑止し、処罰することを目的としている
国際移植学会の開催を機に、法学者の袁紅氷氏が中国の生体臓器摘出問題を告発。法輪功学習者や弱者を標的とした産業チェーンの実態や軍事費への資金流用を指摘し、国際社会へ継続的な真相究明を訴えている
『ヒューマン・ハーベスト』は中国における不透明な臓器移植ビジネスと「臓器収奪」の問題を追ったドキュメンタリー映画だ。法輪功学習者などの「良心の囚人」から、本人の同意を得ずに臓器を強制的に摘出している事実は中国で今も続いている