ベルギーのデクロー首相は10日、連邦政府職員が使用する公用携帯端末での中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の利用を禁止すると発表した。資料写真、中国の国旗とティックトックのロゴのイラスト、2020年7月(2023年 ロイター/Florence Lo)

ベルギー政府、公用端末でのTikTok利用禁止

[ブリュッセル 10日 ロイター] – ベルギーのデクロー首相は10日、連邦政府職員が使用する公用携帯端末での中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の利用を禁止すると発表した。

デクロー氏は、国家安全保障会議はティックトックが収集する大量のデータに関連するリスクを警告しており、ティックトックの親会社である中国IT大手の北京字節跳動科技(バイトダンス)は中国諜報機関との協力が義務付けられているとし、情報セキュリティーを最優先するために利用を禁止すると説明した。

ティックトックは声明で、「根本的に誤った情報」に基づく決定に失望を表明。その上でユーザーのデータは米国とシンガポールで保存し、欧州にデータセンターを構築していると述べ、中国政府は主権国家が自国の領域に保存しているデータの共有を強制することはできないと反論した。

▶ 続きを読む
関連記事
イスラエル軍は15日、ハマダーン市の革命防衛隊本部とバスィージ民兵組織を標的に、イラン西部への大規模な空爆を開始した。米軍は深夜、B-52長距離爆撃機を出動させ、対イラン攻撃作戦に加わった
北朝鮮による拉致被害者家族会と「救う会」の集会で、米国の対イラン攻撃やベネズエラへの軍事介入が金正恩に「大きな衝撃」を与えているとの分析が示された。現在、金正恩が妹の金与正に米国の動向をリアルタイムで毎日報告させているという。
14日、東京で開催された第10回日韓財務対話の要点を解説。急激な円安・ウォン安への強い懸念の共有や、経済安全保障における連携、先進的な投資環境の整備など、今後の協力方針をまとめた
台湾の頼清徳総統は14日、台湾の民主主義は長年の犠牲と努力によって築かれたものであり、「決して専制独裁の道に逆戻りしてはならない」と強調した。
イランの独裁政権が壊滅的打撃を受ける中、キューバでも新たな動きが出ている。同国の首脳は公の場で、米国との交渉が進行していることを明らかにし、解決策を模索していると述べた。これにより、中国共産党が長年構築してきた「反米独裁連盟」が揺らぎ、北京にとって懸念材料が相次いでいる。