EU、南アのロシア働きかけ期待 ウクライナ戦争巡り=外相
[プレトリア 27日 ロイター] – 欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表(外相)は27日、南アフリカがロシアとの良好な関係を利用し、ウクライナ戦争の終結に向けてロシアに働きかけることを期待していると述べた。
ボレル氏は南アの首都プレトリアで同国のパンドール国際関係・協力相と会談。EUは南アにどちら側を支持するか決めるよう求めているのではないとし、各国が国連憲章を支持することを求めていると説明した。
「これは欧州だけの戦争ではない。欧州で起きているが、全世界に影響している」と強調した。
パンドール氏は、問題の解決策は多国間主義にあり、誰もが共通基盤を見つけるよう努力する必要があると述べた。
南アはアフリカ諸国の中でロシアにとり重要な同盟国の一つ。ロシアのラブロフ外相は23日、南アでパンドール氏と会談している。
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