イラン中部軍事工場にドローン攻撃、大きな被害なし=国営メディア
[ドバイ 29日 ロイター] – イラン国営メディアは29日、国防省の発表として、中部イスファハンの軍事工場が複数の無人機(ドローン)攻撃を受け爆発が発生したと報じた。
「無人機2機が防空トラップで爆発し、もう1機も迎撃され攻撃は成功しなかった。幸いにも死傷者はなく、工場の屋根に軽微な損傷が生じただけだった」という。
イランは昨年7月、イスラエルのために働くクルド人武装勢力からなる破壊チームの逮捕を発表した。イスファハンの「機密」防衛産業センターの爆破を計画したとしている。
イスラエルはイランが核兵器の開発を目指していると主張し、イラン政府はこれを否定しているが、両国の間で緊張が高まっている。
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