同盟国はウクライナへの戦車供与巡る決断を=ゼレンスキー大統領
[キーウ 24日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、同国のロシアに対する防衛力を強化するために同盟国は最新の戦車を提供するかどうかを決定する必要があると述べた。
公式な確認は取れていないものの、関係筋によると、ドイツはウクライナにドイツ製戦車「レオパルト2」を供与し、ポーランドなど他国からの供給も許可することを決定した。また、複数の米政府高官によると、米国もウクライナに主力戦車「エイブラムス」を供与する可能性がある。
ゼレンスキー氏は5台、10台、15台といった規模ではなく、ウクライナが必要としているのはもっと多くの戦車だとし、実質的な納入について最終決定が下されることが重要と指摘。
ビデオ演説で「テロリストに対するわれわれの防衛力を実際に強化する決定だ。同盟国は必要な数の戦車を持っている。必要な重みのある決定が下されれば、われわれはそれに感謝する」と語った。
また、ロシアが新たな侵略を計画しており、その最初の兆候がウクライナ南東部のドンバス地方ですでに見られるという見解を改めて示した。
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