11月22日、 金正恩朝鮮労働党総書記が突然、大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験の現地指導に娘を伴って現れたことで、娘を後継者と目しているのではないかとの臆測が広がっている。写真は妻と娘を伴ってICBMの発射実験を視察する金正恩氏。KCNAが19日配信(2022年 ロイター)

アングル:金正恩氏の娘は後継者か、男性支配「王朝」の壁も

[ソウル 22日 ロイター] – 金正恩朝鮮労働党総書記が突然、大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験の現地指導に娘を伴って現れたことで、娘を後継者と目しているのではないかとの臆測が広がっている。ただ専門家によると、男性が支配する「王朝」の中で女性がトップに上るには、険しい道のりが待ち構えていそうだ。

北朝鮮ではトップが交代する度、指導者不在や、1948年の建国から続く「金王朝」の崩壊が取りざたされてきた。

金正恩氏の娘が父と手をつないで発射実験を視察する様子は、19日に北朝鮮メディアが伝えた。娘の名前は報じていない。金氏が公式に子の存在を確認したのはこれが初めてで、金一族が今後も支配を続けるという明確なメッセージだとアナリストは言う。

▶ 続きを読む
関連記事
「極めて深刻な水準」──IAEAが強い危機感を示す北朝鮮の核兵器製造能力。すでに数十発の核弾頭を保有し、寧辺では新たなウラン濃縮施設が完成したとの分析も明らかに
米イラン停戦の中、北朝鮮のミサイル発射で半島情勢が緊迫する中、中共は外交部長・王毅の訪朝を発表した。訪問は中朝協調や首脳会談の地ならしに加え、対米交渉での主導権確保を狙う動きとみられる。
北朝鮮は2日連続でミサイルを発射した。日韓両国は強く非難した。同日に北京は、中共の王毅外相が9~10日にかけて北朝鮮を訪問すると発表
韓国の国会議員は4月6日、韓国国家情報院は、北朝鮮の金正恩総書記の娘、金主愛を後継者に定めたと分析していると述べた
トランプ政権がイランやベネズエラには軍事行使する一方、北朝鮮には外交を優先する理由を専門家が分析。核保有の有無が米国のリスク判断と「力の均衡」をどう変えたのか、現代の核抑止力の最前線を解説