11月11日、イエレン米財務長官(写真)は、訪問先のインドで講演し、民主主義が国民のために役立つということを世界に示すという点で米国とインドは同盟国だとの考えを示した。写真はワシントンで10月撮影(2022年 ロイター/Elizabeth Frantz )

米財務長官、インドとの関係強調 民主主義国家として「同盟国」

[ノイダ(インド) 11日 ロイター] – イエレン米財務長官は11日、訪問先のインドで講演し、民主主義が国民のために役立つということを世界に示すという点で米国とインドは同盟国だとの考えを示した。

イエレン氏はニューデリーに近いマイクロソフト・インドの研究施設で、ウクライナに対するロシアの戦争を終わらせることが「道徳的義務」だとも述べた。

「米国とインドは、インドの元首相の言葉を借りれば『当然の同盟国』だ」とし、両国は自由と尊厳を獲得するための独立で同様の戦いを繰り広げたと語った。

世界中の人々が両国に対して、民主主義は市民の経済的ニーズを満たすことができるのか、強権的な国に立ち向かい解決困難な世界課題で協力できるのか、といった質問を投げかけていると指摘。2大民主主義国家である両国が行動を起こすことで懐疑的な人々に答えることができるとし、「民主主義国家が国民のために提供できる能力を示せると確信している」と強調した。

関連記事
数百万円のコストで船舶に甚大な被害を与えられるドローンが普及する一方で、現状、ドローンを撃墜するのに1発当たり約1億円を超えるミサイルで対応している。費用対効果の見直しは喫緊の課題だ。ドローンの飽和攻撃に対抗できる武器はあるのか
米国のインド太平洋軍司令官、海軍大将サミュエル・パパロ氏が、ロシア・ウクライナ戦争と中東の紛争が米国の弾薬在庫を減少させていると警告。パパロ氏は、中国共産党との潜在的な衝突に備え、アメリカ軍は在庫補充と拡充が必要だと述べました。
米国海軍では、今後、新規に浸水する潜水艦より、退役する潜水艦の方が多いという状況が生まれてしまうかもしれない。
「アメリカ原潜シーウルフ、日本到着」 2022年、アメリカ海軍のシーウルフ級潜水艦シーウルフ(SSN 21)が日本に到着。高度な秘密を保持されるこれらの潜水艦は、情報収集や特別任務を主に行う高速攻撃潜水艦であり、地上攻撃巡航ミサイルや魚雷も装備しています。
レーザー兵器を搭載したアメリカの駆逐艦プレブルが、中共対策として日本の横須賀に配備された。低コストで無人機やミサイルを破壊できる新型レーザー、Heliosの試験が進行中。