米、国家防衛戦略公表 中国を最上位の脅威と位置づけ 「我々は激動の時代に生きている」
米国防総省は27日、今後の安全保障政策の指針となる新たな「国家防衛戦略(NDS)」と「核態勢見直し(NPR)」を公表した。中華人民共和国(PRC)を最上位の脅威と位置づけ、「必要に応じて紛争に勝利する準備を行う」ことを盛り込んだ。同盟国に対する力強い防衛意志の表れであるとして、林外相は「強く支持する」との談話を発表した。
防衛戦略では、インド太平洋地域と国際社会で力による拡張を続ける中国を「最重要な戦略的競争相手」とし、最も重大な脅威であると位置づけた。ロシアについては中国に次ぐ脅威であるとした。
核態勢見直しでは、中国とロシアの核開発は米国とその同盟国に核の脅威をもたらしていると記した。バイデン大統領が掲げた核兵器の先制不使用などについては、「米国とその同盟国を受け入れ難い危険に晒す」として断念した。
関連記事
日本が熊本県に国産の長距離ミサイルを配備したことを受け、地域の安全保障環境に大きな関心が集まっている。中国共産 […]
米国の次世代ミサイル防衛構想「ゴールデン・ドーム」に日本が参加へ。高市首相とトランプ大統領の首脳会談で表明予定。極超音速兵器(HGV)への対処や宇宙・防衛協力の深化など、日米同盟の新局面を解説
富士通は3月10日、防衛装備庁の防衛イノベーション科学技術研究所から「令和7年度 意思決定迅速化実験装置の研究試作に基づく防衛用マルチAIエージェントによるAI幕僚能力獲得の研究」を受注したと発表した。AIエージェントを活用し、自衛隊の意思決定を支援する新たな作戦支援技術の研究開発を進める
3月9日、日本初の国産の長射程ミサイルの発射装置を陸上自衛隊の駐屯地に搬入した。中共による安全保障上の脅威に対応するため、日本が踏み出した重要な一歩との見方が広がっている
国産の遠距離ミサイルを搭載した発射装置の第一陣が9日、陸上自衛隊の駐屯地に搬入された。読売新聞によると今月23日以降にも熊本市の陸上自衛隊・健軍駐屯地に配備される予定だ。