。資料写真、オンタリオ州、2020年11月撮影(2022年 ロイター/Carlos Osorio)

カナダ、人口に占める移民比率が建国以来最高に=国勢調査

[トロント 26日 ロイター] – カナダ統計局が26日発表した国勢調査によると、同国の人口に占める移民の割合が150年の同国史上最高に達するとともに、主要7カ国(G7)中最高となった。

2021年時点の移民比率は23%。統計局は、41年までに29─34%に上昇するとの予想を示した。

政府は今年、新たに43万人超の永住者を受け入れる予定で、これは21年に過去最高となった40万1000人を7.4%上回るペースとなる。今後の移民受け入れ計画は、来週発表される。

最近のカナダ移民出身国は、インド、フィリピン、中国が順に上位3位までを占めている。カナダでは高齢化が進んでおり、移民が人口増加の中核と経済の原動力を担っている。

16─21年にはカナダ労働人口の伸びの80%を移民が占めた。一方、移民の失業率は非移民に比べて依然高く、所得が低いことが統計で示されている。

関連記事
米国防長官がパナマ運河の戦略的重要性を強調し、中国共産党(中共)の影響排除を表明。米中の地政学的対立が中南米にも波及。運河を巡る緊張が高まる。
トランプ政権が中国製品に対する関税を引き上げた後、中国共産党(中共)はアメリカ製品に追加関税を課す報復措置を発表。トランプ大統領はすぐさま「間違った一手だ!」と述べた。
神韻芸術団はNY市リンカーンセンターでの公演で大成功を収め、初週の6公演のチケットはすべて完売。また最近では、州議会議員リベッカ・カセイ氏が州議会を代表して神韻に表彰状を贈呈した
3月31日、ロシアの国際経済および投資協力特使がロシアメディアのIzvestiaに対し、アメリカとロシアが希土類金属に関する協力交渉を開始し、ロシア国内の資源を共同で開発する計画であることを明らかにした。
第二回「Gan Jingワールド」の「思いやりってステキ」映像賞授賞式が28日、NYタイムズスクエアで開催された。世界50か国以上からの応募作品が注目され、善意と感動の輪が国際的に広がっている。