ロシア国防省は18日、ロシア空軍の戦略爆撃機「ツポレフTu─95MS」2機が太平洋、ベーリング海、オホーツク海上空を12時間以上にわたり飛行したと発表した。8月撮影(2022年 ロイター/Alexander Ermochenko)

ロシア空軍爆撃機、太平洋やオホーツク海上空を飛行=国防省

[18日 ロイター] – ロシア国防省は18日、ロシア空軍の戦略爆撃機「ツポレフTu─95MS」2機が太平洋、ベーリング海、オホーツク海上空を12時間以上にわたり飛行したと発表した。

飛行した爆撃機は核弾頭の搭載が可能。国防省は具体的な飛行ルートは明らかにしていないが、オホーツク海やベーリング海の上空を飛行するルートは、日本と米国の領土に近い可能性がある。

国防省によると、ツポレフ爆撃機は戦闘機「ミグ31」に護衛されて飛行し、空中で給油を行った。今回の飛行について、国際規則に従った「中立海域上空での定期飛行」と説明している。

▶ 続きを読む
関連記事
欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会は16日、2035年からのガソリン車・ディーゼル車など内燃機関を搭載した新車の販売を原則禁止する計画を事実上緩和する改正案を公表した。
ロシアの中国人向けビザ免除開始後、中産階級旅行者がモスクワで次々トラブル。SIM通信24時間制限、白タク高額、ホテル・航空券爆値上げ、決済不能、地図誤作動。インフラ老朽化でコストパフォーマンス崩壊。SNSで苦情殺到
米ニューヨークを拠点とする神韻芸術団は、2026年の世界巡回ツアーの開幕を間近に控えている。「仁義礼智信」などの価値観を重んじた共産主義以前の中国の古典文化を再現する神韻に、各国の著名人や政治家、芸術家などから絶賛の声が相次ぎ上がっている。
国際社会では、モスクワと北京を同じ文脈で語ることに慣れている。「独裁の枢軸」といった表現でまとめられるが、必ずしも正確とは言えない。このことを理解するうえで、カザフスタンほど適した国はないだろう。正確な位置を即座に示せる人は多くないかもしれないが、同国はユーラシア大陸のほぼ中心に位置し、ロシアとは世界最長となる約7600キロの陸上国境で接している。
英国が国家支援型サイバー攻撃に関与した中国企業2社を制裁。80超の政府機関を標的にした攻撃を抑止する狙い。日本はこの公開非難を支持した