「マール・ア・ラーゴ」からFBIが押収した文書をめぐって、連邦最高裁がトランプ氏の訴えを退けた (Photo by Joe Raedle/Getty Images)

米最高裁、トランプ氏の上告退ける FBI押収の機密文書めぐり

米連邦最高裁は13日、連邦捜査局(FBI)がトランプ前大統領の邸宅「マール・ア・ラーゴ」から押収した機密文書の取り扱いをめぐって、特別管理者による審査を求めるトランプ氏側の訴えを退けた。

FBIは8月8日、フロリダ州ウェスト・パーム・ビーチにあるトランプ氏の邸宅を予告なしに捜索した。司法省のリストによれば、押収された書類はおよそ1万1200点に及び、うち機密文書はおよそ100点だった。

トランプ氏は押収された文書の一部返還を求めるとともに、FBIの捜査に異議を唱えた。文書の審査のため、第三者である「特別管理者」を選任するようフロリダ地方裁判所に訴えた。

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