ハリス氏が岸田首相と会談、台湾海峡での中国の行動非難=米政府
[ワシントン 26日 ロイター] – 安倍普三元首相の国葬に参列するため日本を訪問したハリス米副大統領は26日、岸田文雄首相と会談し、台湾海峡での中国の行動を非難するとともに、日本防衛への米国のコミットメントを再確認した。
米ホワイトハウスは声明で「双方は、最近の中国による台湾海峡での攻撃的で無責任な挑発行為について議論し、台湾海峡の平和と安定を維持することの重要性を再確認した」と述べた。
声明によると、北朝鮮の25日の弾道ミサイル発射や、日本人拉致問題解決の重要性についても議論した。
関連記事
日本維新の会の石平参院議員は4日、自民党の麻生太郎副総裁が「(高市首相は)中国からいろいろ言われているが、言われるぐらいでちょうどいい」と発言したことについて、「むしろ、中国から文句の一つも言われない日本の指導者の方が要注意であろう」と同意した
木原稔官房長官は1日の記者会見で、中国共産党官製メディアが沖縄の日本への帰属を疑問視する内容の報道を報道していることについて、「コメントする必要ない」と一蹴。「なぜなら沖縄は我が国領土であることに何ら疑いないからだ」と強調した
高市総理はFIIアジアサミットで、経済安保を柱とする「危機管理投資」による成長戦略を力説。積極財政への懸念に答えつつ、「進撃の巨人」のセリフを引用し、日本への投資を強く促した
高市首相の国会答弁に対し、中国側が総領事投稿や国連書簡で反発。日本は抗議と対話継続を表明し、相互大使召喚、経済措置、海警活動が発生。米国が日本支援を表明する中、日中関係が悪化している経緯をまとめた
駐日中国大使館がIAEA理事会での中国側発言を引用して日本の非核三原則を批判したことを受け、外務省がXで反論した