ブリンケン米国務長官は、国連が中国が新疆ウイグル自治区で人道に対する犯罪を犯した可能性があるとする報告書を公表したことを歓迎するとした上で、米国の懸念が一段と深まったと述べた。 8月15日、ワシントンで撮影(2022年 ロイター/Mandel Ngan / Pool via REUTERS)

米、中国新疆巡る国連報告を歓迎 「懸念深まる」=国務長官

[ワシントン 1日 ロイター] – ブリンケン米国務長官は1日、国連が中国が新疆ウイグル自治区で人道に対する犯罪を犯した可能性があるとする報告書を公表したことを歓迎するとし、ウイグル人や他の民族に対する大量虐殺に対する米国の懸念が一段と深まったと述べた。

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は8月31日に公表した報告書で、中国政府がテロ対策や「過激派」対策として新疆ウイグル自治区で深刻な人権侵害を行っているとし、少数民族ウイグル族などに対する恣意的で差別的な身柄拘束は人道に対する犯罪に相当する可能性があると指摘した。

ブリンケン国務長官は声明で「この報告書は、中国当局が新疆ウイグル自治区でイスラム教徒が大半を占めるウイグル人やその他の少数民族、宗教団体に対して行っている大量虐殺や人道に対する罪に関する重大な懸念を深め、再確認するものだ」だと述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国のAI恋愛アプリで、不適切なやり取りが問題に。未成年でも簡単に利用できる実態が明らかになり、不安の声が広がっている
中国で国道の通行料を再び徴収。120kmに料金所3か所、しかも約30年徴収。ガソリン税で道路維持費は払っているのにさらに負担……生活への影響に不満が広がっている
上海のある商店街の8割が閉店。人はいるのに店が続かない現実
中国共産党(中共)の重要会議「両会」の期間中、財政引き締めの動きが一段と強まっている。中共財政部は各級党政機関に対し、「倹約生活」の徹底と「三公経費」(公務用車、公務接待、公費出張)の削減を改めて要請した。
子役に恋愛や復讐を演じさせる時代、中国の短編ドラマで何が起きているのか その影響は学校生活にも広がっている