50歳を過ぎると栄養が失われやすくなるため、2つの重要な栄養素を補給する必要があります。 (Shutterstock)

50歳を過ぎると体力が落ちる? 2つの重要な栄養素を摂取する食べ方

年齢を重ねると、知恵が増し、自由に引退できるなど、多くのメリットがあります。しかし、栄養の取り込みが悪くなり、体力や筋力の低下、代謝の低下などの問題も出てきます。これらはすべて、心身の健康状態の悪化につながります。

45歳から55歳は、専門家が「人生の沼」と呼ぶ、最も困難な「ハイリスク期」だと言われています。つまり、この時期は人体の健康が著しく損なわれる可能性があるのです。加齢は避けることのできない自然の摂理ですが、正しい姿勢で向き合い、健康に気を配ることが大切です。

50歳を過ぎたら、栄養補給を怠ってはいけません。米国国立衛生研究所(NIH)によれば、高齢になると太陽光をビタミンDに変換する機能が低下するため、骨が弱くなる可能性があります。また、ビタミンB12の吸収は、胃酸の分泌量の減少によって影響を受け、疲労感や脱力感、認知力の低下などを引き起こすことがあります。そのため、免疫力を維持するビタミンDと、代謝を調整するB12の補給は、50歳以上の人にとって最も重要です。

 

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