2021年9月20日、宇宙貨物船「天舟3号」を搭載した「長征7号遥4」ロケットが文昌宇宙発射場から打ち上げられた (STR/AFP via Getty Images)

米国、中国の航空宇宙7団体に禁輸 「軍民融合」に危機感示す

米商務省は23日、航空宇宙関連企業など中国の7団体を輸出規制リストに追加すると発表した。国家安全保障の懸念から、米国の技術が中国の軍事近代化に使用されるのを防ぐ狙いだ。

対象企業には、戦術ミサイルシステムの開発を行う国有企業、中国航天科技集団の研究所などが含まれる。商務省によると、7団体は「中国の軍事的近代化に向けた取り組みを支援するために米原の品目を取得、または取得しようとした」という。今後、許可なく米国から部品や技術を輸出することが禁じられる。

アラン・エステベス商務次官は声明で「米国の宇宙・航空分野の技術は、中国の軍事的近代化に使用されてはならない」と指摘。中国共産党が推し進める「軍民融合」に危機感を示し「米国機密技術を保護するためには、断固とした行動を取る」と強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
米軍の「弾薬切れ」は本当か。イラン戦争で精密兵器消耗の懸念が浮上も、トランプ米大統領は備蓄十分と反論、情報漏洩者を追及する方針も表明した
トランプ米大統領は8月6日、アメリカで子どもを産み、その子に米国籍を取得させることを目的とする「出産ツーリズム」の禁止など、出生地主義に関する2つの大統領令に署名した
トランプ政権は、約1千億ドルの関税収入を既に還付したと明らかにした。この関税は、トランプ大統領が昨年4月に「解放の日(Liberation Day)」で発表した税率に基づき徴収されたものだが、今年2月に米連邦最高裁判所により違法と判断された。
ロイター通信が複数の関係者の話として報じたところによると、米国務省は在外公館5か所を閉鎖する計画を議会に通知した。
カリフォルニア州ランカスター市長が、同市職員らが中国EV大手BYD関連でFBI捜査を受けたと証言。バス事業や慈善事業を含む不正取引、中共の影響力工作が焦点だという