アルゴリズムを運用する独裁政権は民衆への締め付けを強めるのだろうか (The Epoch Times illustration)

IT企業から「虎の子」を取り上げる中国当局 アルゴリズム収集し統治強化か

中国ネット大手の騰訊控股(テンセント)やアリババ・グループなど30社が中国のサイバー規制当局にアルゴリズムを開示したことが明らかになった。当局は3月、国家安全を確保する等の名目でアルゴリズムに関する規制を新たに制定した。専門家は、先端技術が統治手段に取り入れられることにより、民衆への締め付けが一段と強まるのではないかと懸念を示している。

規制当局である国家インターネット情報弁公室(CAC、網信弁)は12日、アルゴリズムを開示したIT企業30社からなるリストを公表した。中国検索エンジン大手の「バイドゥ(百度、Baidu)」やアリババの「タオバオ(淘宝)」、ミニブログの「ウェイボー(微博)」などが含まれていた。

リストには、個人の好みに合わせたお勧め商品の紹介やニュース検索、ユーザー作成コンテンツの「セキュリティリスク」算出などに使われるアルゴリズムが含まれているという。

▶ 続きを読む
関連記事
中共元首相の温家宝が今週、中国科学院地理科学・資源研究所を視察した。この動きは異例ともいえるほど大きく扱われた。時事評論家の唐靖遠氏は、これは温家宝の軟禁説を打ち消すためだけではなく、習近平に張り合う可能性があると指摘
2025年の中国共産党内での汚職摘発総額が1兆元超に達したことが内部関係者の証言で明らかに。現職・退職幹部の隠し資産や海外預金も露見し、権力と資金が制度的に結びつく構造が浮き彫りになった
中共が隠蔽し続ける歴史の真実。1948年、内戦の最中に中国史上唯一の正真正銘の民主選挙が行われていた
北京市が無人機管理規定を可決し、飛行・販売・保管まで厳格に統制する体制を導入する。背景には海外でのドローン攻撃拡大があり、高官暗殺などへの利用を警戒。民生利用への影響や市場の大企業集中も懸念される。
トランプ米大統領は5月に中国を訪問し、習近平と会談する計画だ。最近、トランプ氏が公の場で習近平を「称賛」したことが注目を集めている。これについて矢板明夫氏は、これはトランプ氏の一貫した交渉手法であり、対中政策の大きな方向性は変わらないと述べた。