6月、林芳正外相(写真左)がマニラを訪問し、フィリピンのフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領と会談した(フィリピン大統領府)

中国による侵略が続く中、フィリピンと日本が強固な防衛パートナーシップを維持

アナリストや政府関係者によると、国家主権、食料安全保障、エネルギー安全保障に関して中国が投げかけている課題に対し、インド太平洋海域における法治主義への共通のコミットメントは、日本とフィリピンの防衛分野での関係をより緊密なものにしている。防衛協定、二国間軍事演習、および防衛調達協力は、二国間の歴史的に堅牢な防衛関係の強化を特徴づけている。

「フィリピンは日本を戦略的パートナーとみなしており、長年にわたって防衛関係を改善してきた」とフィリピン海軍退役少将ロンメル・ジュード・オング氏はFORUMに対して語った。こうした緊密な関係は、中国による不安定な行動が動機となっている、と同氏は付け加えた。中国の行動には、フィリピンの排他的経済水域(EEZ)内の海域への侵略、太平洋諸島への勢力拡大の動き、フィリピンの海外労働者を脅かすルソン海峡における台湾への圧力、中国人民解放軍海軍の拡張などがある。

ロイターが報じたところによると、フィリピンは2022年5月に、フィリピンの排他的経済水域における中国の一方的な措置はフィリピン人の漁業権を侵害し、海洋科学研究とエネルギー探査を妨害しているとして公式に提訴した。フィリピン統計局によると、魚は米に次ぐフィリピンの食生活で2番目に重要な食材だ。

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