「解放」の美名を冠した軍隊
大変(たいへん)とは、もとは程度のひどさを表す副詞ではなく、「天下を揺るがす一大事」を意味する名詞である。
46年前のことである。中国にとって1976年という年は、それを総括する言葉が見つからないが、ともかく大変な1年になった。
年明け間もない1月8日に周恩来が死んだ。7月6日には「建軍の父」と称される朱徳が死ぬ。7月28日に唐山大地震発生。9月9日に毛沢東が死ぬと、翌10月6日に毛の跡を継いだ華国鋒によって「四人組(四人幇)」が逮捕され、10年の混乱を招いた文化大革命が実質的に終息した。
関連記事
中共当局による突然の公演中止にもかかわらず、浜崎あゆみは無観客の上海会場でフルステージを完遂。毅然とした姿勢が中国内外で称賛を集め、政治的圧力を上回る“完勝”を果たした
三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている
浜崎あゆみの上海公演が中共の意向で急遽中止。しかし彼女は観客なしで本番同様のライブを完遂し、世界から称賛を集めた。中共は虚偽説明で一時しのぎのごまかしを図るも、浜崎の冷静な対応が評価を高めた
中国共産党軍は日本を恫喝するも、その実態は装備・組織面で脆弱。日中が衝突すれば、中国側の実力不足が露わとなり、宣伝とは逆に軍の限界が明確にされる状況にある
中共軍は軍事的示威を強める一方で、実戦能力や装備面での課題が多数露呈。日本の防衛態勢と比較し、その脆弱性が浮き彫りになっている