中国、習近平氏らの国産ワクチン接種を初公表 有効性アピールか

中国衛生当局は23日の記者会見で、習近平国家主席を含む現職の指導者らが、国産の新型コロナウイルスワクチンを接種したと初めて発表した。国産ワクチン接種後、白血病や糖尿病にかかったという訴えが相次ぎ、指導者らの接種状況の公表は、国民の不信感を払しょくする狙いがあるとみられる。

中国国家衛生健康委員会の曽益新副主任は会見で「すべての現職の党と国家指導者」は、国産の新型コロナウイルスワクチンを接種したと述べた。曽氏によると、最高指導部は国産ワクチンに「自信がある」と示している。

中国では、最高指導者の健康状態、コロナワクチン接種や隔離措置の実施はトップシークレットとして扱われている。

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